・横浜から遠く離れた病院までお迎えを希望
・自宅に安置を希望
・故人の好きな紫色を中心とした祭壇等を希望
家族旅行中に突然訪れたお別れでした。横浜から300キロほど離れた病院へのお迎えで依頼を受けてから急いで向かいました。病院に到着すると、当然の事ながら憔悴された様子のご家族と挨拶を交わしました。「こんな遠くまですいません…」とのお言葉を頂きましたが、私共にとってはどんなに遠くでも責任をもってお迎えにあがらせて頂く次第です。出来るだけ傍に居たいとのご要望で、ご自宅安置をさせて頂きました。気温とお身体の状態が気になり、長いご安置は難しいかと思いましたが、早めにご納棺を済ませることで式の当日までご自宅で一緒に過ごすことが出来ました。祭壇は故人様が好きだった紫色中心の色合いで作成させて頂きました。「母が喜んでます。」と涙ながらに語って下さる家族の姿により一層、身の引き締まる思いで式に臨ませて頂きました。今後もご家族の優しいお言葉や振る舞いに甘んじることなく、責任をもってお手伝いさせて頂きます。